[言語:日本語|简体中文]
2016/03/17 【日本新華社報】中国企業が日本で「お年玉」をくばる
 
   
2015年の暮を迎えるに当たり、兵庫県三田太陽光発電所の建設現場において、帰省することなく作業を続けてきたおよそ100名の建設作業員が、上海電力日本株式会社代表の刁旭氏への引渡しのため待機をしていた。刁旭社長は彼らを一堂に集め、ちょっとしたサプライズを行った。  
まず作業員たちを喜ばせたのは、刁社長が作業服に身を包み、一緒に記念写真を撮影した事だが、更に彼らを驚かせたのは、刁社長が全ての現場建設作業員それぞれに対し、1万円の「紅包(日本で言うお年玉)」を配ったことだ。 
 
 
 
日本の企業習慣からすれば珍しい事ではないかもしれないが、中国資本の企業が日本の社員に対し「お年玉」を配るという行為は、大変な注目に値する。 
刁社長は日本法人の社員たちにお年玉を渡す際、笑顔でひとりひとりの労をねぎらい、「良いお年を」と声をかけた。受け取った社員たちも笑顔を浮べていた。 
建設作業を請け負った日本企業の社長はこう述べた。 
「日本でも、企業によっては、社長が社員にお年玉を配るケースは少なくはない。但し通常はひとり3千円か4千円程度でしょう。」 
さらに刁社長は、この日本企業の社長にこう言った。 
「他に200名の作業員が既にお正月休みで故郷に帰っていると聞いている。私は全ての作業員に、感謝の気持ちとしてお年玉を渡したい。お手数をかけてしまうが、私の代わりに、彼らに渡してもらえないだろうか?」  
この日本企業社長は、快く受け取り、必ず年内に渡すことを約束した。  
 
 
 
中国資本の企業が日本の社員に対し「お年玉」を配るとはどういう意味があるのか。 
まず、ひとつには「郷に入っては郷に従え」という意味で、中国資本企業が海外展開において、その国の習慣を尊重したことを表している。日本において正月元旦というのは、一年の中で最も重要な一日だ。多くの日本企業が、年末の賞与を支給した後、社長個人として「お年玉」を配っている。  
上海電力日本株式会社が、発電所建設作業の外注先である日本企業の社員に対し、お年玉を配るというのは、国外企業の日本における「現地化」のひとつの表れで、こうした姿勢を続けていくことで、上海電力日本株式会社は更なる発展を遂げることだろう。  
 
現在では、中国経済の発展により、「走出去」(※1)を展開する企業はますます増えてきている。これらの企業は、進出国において、現地の住民・企業、ならびに社員の理解を深めていく必要がある。また、現地の住民・企業には少なからず心に壁があり、警戒心を持っている。(※1中国の海外投資戦略) 
こうした状況の中、中国資本企業が日本の習慣に合わせ、お年玉を配るということは、少しずつお互いに歩み寄るきっかけとなり、障壁を取り除いてくれることだろう。 
 
メディアにおいては確かに、中国企業の日本進出を「経済の黒船が来た!」と見る論調がある。しかしながら上海電力日本株式会社は、自らの経済活動を、日中民間の友好と両国の経済発展に必ず貢献し、双方に利益をもたらすものであると確信している。彼らはきっと、中国企業の海外展開においての新しいイメージを確立することになるだろう。 
 
 
TEL:03-6758-7188 FAX: 03-6758-7155
MarunouchiBuilding 32F, 2-4-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan